チェルシーのアゴラギャラリー主催のコンペにエントリーした。入選すればいいな?
金メダル
日本が男子フィギュアすスケートで金メダルをとった。羽生選手のエネルギッシュなパフォーマンスと金メダルへの道のりに感動した。
東北の震災で自宅が倒壊し、スケートをあきらめかけたが困難を克服し、メダリストになった。
また、彼の言葉にはっとした。「金メダリストになったのは被災地復興への第一歩。」と。
製作中の作品:第一日
ちょうど今新しい作品を描き始めた。下の画像は製作途中の画像。
ライトグリーンが何か芽生えていることを象徴する。私の中で何かが始まっているが、次が何かはわからない。完成した絵のイメージは大体ある。
好きなアーティスト1
1994年初めてオーストラリアのシドニーに行った。その年を覚えているのは阪神淡路大震災の前の年だから。生まれた時にもらったコアラのぬいぐるみをテディーベアとして持っていたので前からコアラを見たいと思っていた。
観光地を回り、ロックスを歩いているとギャラリーがあった。
中に入ってみたのは大胆な構図と魅力的で説得力のある配色の絵だった。今まであんなに優れた作品を見たことがなかったのでびっくりした。そしてその時、絵を描くことをライフワークの一つとしようと心に決めた。
それはケン・ドーンギャラリーだ。後で知ったが、ケン・ドーン氏は日本でも個展をし、雑誌ハナコの表紙の絵を描いている。今でも母と弟は彼のセーターとTシャツを着ている。
私の絵の描き方
最近は、形より、空間を描こうとしている。今描きたいのは、形のない、エネルギー、雰囲気、音や空気だから。
.下の絵では森の中で感じたことを描こうとした。そこにいた時を思い出そうとしながら色のコントラストや構図を考えた。
.始めは暗い青と白(unbleached titanium)から始めて、あとは絵が必要とすると思うものを描いていった。描き終わったとき自分の心に思い描いていたものだとは思ったが、次は大胆な構図のものがいいと思った。
Daybreak : 色
私はたいていあえて原色を使うし周りの人もそう思っている。
次の絵ではどんな色を主役にしようかと考えていた。
ところで2009年ごろラルクエンシェルのファンだった。その頃の曲のDaybreaks's bellという反戦の歌にインスピレーションをもらった。
表現と構図はシンプル。暗い背景の上部に夜明けの鐘を描き中に希望を表す星を描いた。
これはその当時描いたものがパステルのひっかきが多かったので、改めて上に描きなおした。よくなっていればいい。
次に描く作品
一つの作品を書き終えると、どんなものでも満足感はある。そして描き終わった作品を見ると、ある考えが浮かぶ。それはたいてい、その作品でできなかったことだ。そこから次のステップや次に越えなければならないことを考え付く。
下の作品では野の草花が芽吹くイメージを描こうとした。パステルや筆で芽吹くところを表現したが、赤い部分とその他の部分のバランスはどうかと思う。だから、次に似たようなテーマで同じ表現で、別の配色や構図を使ってみようと思う。
黄色
下の絵では桜が開花したところを描こうとた。
黄色は太陽を反射していることを表現するために使っている。
桜の花びらの色は薄いピンクで白く見える。そこで空や太陽の色を帯びていると思う。
桜は毎年春に咲き、日本人の多くが開花を待っている。
魔女の森
森の中を歩くのは新鮮な空気を感じられるので好きです。緑に囲まれるとリラックスします。自然を見るときはおとぎ話や古い伝説の魔女のことなど思いも尽きません。
でもキャンバスの前に立っていると突然森に棲んでいる魔女のことを思いつきました。下の作品は魔女がどこかに住んでいる想像の世界を描こうとしたものです。
この絵のどこに魔女が潜んでいるか想像つきますか?
ポウ展のビデオ
昨年末兵庫県立近代美術館ギャラリーでのポウ展のビデオをフォトグラファーの橋山さんがYou Tubeにアップロードしてくださいました。
このサイトのArt 2013にもリンクさせていただきました。以下をクリックしてご覧ください。
https://kikukosakota.squarespace.com/new-gallery/51fdvas76i0jcr58xvybpq01tp5iei
ヘンゼルとグレーテル
ヘンゼルとグレーテルの話にインスピレーションをもらった。
貧しい両親はやむなく子供を捨てる。神が子供を助けてくれることを信じて。運よくお菓子の家を見つけ、悪い女を退治し 財宝を両親のもとに持ち帰ることになりハッピーエンド。
お菓子の家を描いてみた。綿菓子、チョコレート、クリーム、ケーキなどをいろいろなピンク色を使って表現した。 人食い女の家なので、背景は暗い不気味なイメージを少し入れた。
この絵はFairy Taleというタイトルで2013年の作品。
絵のタイトル
よくタイトルに私はnewという言葉を使う。New Melody とかNew Landscapeという作品がある。たぶんよく別の見方をしてみようとするからだろう。「変化」が好きなのかもしれない。悪いことではないと思う。
"Forever Young"という歌がある。残念ながらこの有名な歌を聞いたことがないが、このタイトルはすきだ。毎日が新しい日という意味で、毎日生まれ変わった新しい人物になれるということだから。
この絵のタイトルは New Melody. 筆使いでメロディーを、構図でリズムを表現しようとした。
2014
今年最初に発表した絵のタイトルはRed Mountain.私はゆっくりコツコツするタイプで絵を描くのは山登りに似ているかもしれない。山を駆け上ったりはしない。一歩一歩進むはず。時には迷ったり、あるいは予想もしなかった景色が見える。
今年の決意は絵を描くのにもっと専念すること。赤い色が私の決意を象徴している。